和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月16日(水)

日置川で恋の季節 絶滅危惧のハンミョウ

繁殖期を迎えたヨドシロヘリハンミョウ(上が雄)=和歌山県白浜町大古で
繁殖期を迎えたヨドシロヘリハンミョウ(上が雄)=和歌山県白浜町大古で
 日置川河口域(和歌山県白浜町大古)の生息地が県の天然記念物として保護されている甲虫ヨドシロヘリハンミョウが、繁殖期を迎えている。全国的にも生息地が減少しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧2類、県のレッドデータブックでは絶滅危惧1類に分類されている。

 ヨドシロヘリハンミョウは、体長1センチ前後の小さな海浜性ハンミョウ。潮間帯に広がるヨシ原を中心に生息する。県内ではここでしか確認されておらず、2016年5月に生息地(約2・36ヘクタール)が県の天然記念物に指定され、開発や捕獲が禁止された。名前の由来になっている大阪府の淀川では、現在、生息が確認されていない。

 地元住民でつくる「ひきがわ歴史クラブ」は13日午前9時から現地で観察会を開く。参加は無料で、当日は日置避難港(通称・日置川中洲)に集合する。長靴を持参する。小雨は中止。問い合わせは尾崎彰宏会長(090・6915・2283)へ。