和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月20日(木)

「和歌山梅酒」フランスへ 現地で催しや窓口設置

フランス語版の「梅酒マッピング図」
フランス語版の「梅酒マッピング図」
 国税庁から酒類の地理的表示(GI)に指定された「和歌山梅酒」をフランスに売り込もうと、和歌山県農水産物・加工食品輸出促進協議会は来年2月、パリで魅力発信イベントを開いたり、見本市に出展したりしてPRする。また、フランスの有名ソムリエを「和歌山梅酒」のアンバサダー(大使)に任命したり、フランスに「和歌山梅酒相談窓口」を設置したりする計画も立てている。

 県の海外市場の販路開拓の取り組みの一環。GIは産地ならではの特性がある場合、産地名などのブランドを知的財産として保護する制度。和歌山梅酒は昨年9月に指定され、現在、「GI和歌山梅酒管理委員会」には31社が加盟している。GI和歌山梅酒の認定商標数は93ある。

 今回は、フランスにおけるGI「和歌山梅酒」ブランド化推進事業として実施する。魅力発信イベントは2月の第2週のいずれかの日に開催し、輸入卸やワイン卸、ネット販売業者、フードジャーナリスト、ソムリエ、シェフ、パティシエなど40人程度が来場する予定。

 梅酒アンバサダー任命や、PR動画、和歌山梅酒を使ったフランス料理の新開発レシピの紹介などをする。

 2月14~16日はパリである世界的なワインやアルコール飲料の見本市で「和歌山梅酒」ブースを設け、県内の梅酒事業者が出展する。

 また、イベントまでにフランスに「和歌山梅酒相談窓口」を設置。魅力発信イベントや見本市に出展する事業者の商品見本を活用し、現地の輸入業者に営業代行する。関心を持ってもらえた場合は、窓口も支援しながら、事業者と輸入業者によるオンラインの商談を実施するなどし、商流の確立を図る。

 また、和歌山梅酒のブランド化を図るため、和歌山梅酒などそれぞれの梅酒の特徴を紹介する「梅酒マッピング図」のフランス語版も作成した。

■26日、事業者向け説明会

 県農水産物・加工食品輸出促進協議会は、GI「和歌山梅酒」を取り扱う県内事業者を対象に、参加事業者を6社程度募集する。

 今月26日午後4時~5時半、今回の取り組みやフランスにおける梅酒市場について話す、事業者向け説明会をオンラインで開く。

 事業への参加を希望する事業者は参加必須で、申し込みはメールで24日まで受け付ける。事業への参加申し込み締め切りは9月3日午後5時。

 申し込み方法など詳しくは、県食品流通課のホームページに掲載している。

 問い合わせは、促進協議会事務局の県食品流通課(073・441・2813)へ。