和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月07日(火)

チェーンソーで武将とトラ アーティストの城所さん彫る

城所ケイジさんがチェーンソーで彫った加藤清正とトラ(和歌山県御坊市熊野で)
城所ケイジさんがチェーンソーで彫った加藤清正とトラ(和歌山県御坊市熊野で)
 和歌山県田辺市龍神村のチェーンソーアーティスト、城所ケイジさんが戦国武将の加藤清正をモチーフにした木像を完成させた。御坊市熊野の事業所に飾られている。

 熊野の土木業、中家組が依頼した。設置場所の残土仮処分場は同社が年間を通して大掛かりなイルミネーションを点灯しており、立ち寄りスポットとして知られる。城所さんによる作品は昨年6月に据えられた三国志の武将・関羽の木像があり、2作品目。

 今回は同社が、弘法大師にゆかりがあると伝えられている直径1・3メートルのスギを用意。城所さんが現地で延べ20日間かけて、トラ退治の逸話が残る清正にちなんで清正とトラを制作した。

 清正の像の高さは、かぶとを含めて約2・5メートル。清正が使っていたことで有名な片鎌槍(かたかまやり)を持たせている。

 敷地内の入り口付近にある巨石の上に、コンクリートで台座を新設して据えた。勇ましい清正や迫力あるトラが来訪者を出迎えている。関羽の像も近くにある。

 同社は「昼間は大型車両の出入りがあって気を付けてもらいたいが、自由に見てもらえれば。暗くなると点灯するイルミネーションも一緒に楽しんでもらいたい」と話している。