和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月19日(土)

補助金不正受給「心からおわび」 和歌山南漁協組合長

一連の問題について謝罪する和歌山南漁協の榎本秀春組合長(前列右から2人目)ら=16日、和歌山県田辺市江川で
一連の問題について謝罪する和歌山南漁協の榎本秀春組合長(前列右から2人目)ら=16日、和歌山県田辺市江川で
 和歌山県の田辺市や白浜町から補助金などを不正受給していたことが問題になっている和歌山南漁協(本所・田辺市)の役員らが16日、田辺市江川の漁村センターで会見し、榎本秀春組合長は「心からおわびする」と改めて謝罪した。今後、県の指導を受けて新役員の選出を進めるという。

 昨年春に問題が発覚して以降、同漁協が会見するのは初めて。問題を受け、役員の理事9人と監事3人の全12人は辞任することになっている。

 会見の冒頭、榎本氏は「市民や町民、組合員らに大変なご心労とご迷惑をお掛けしたことについて心からおわびする」と陳謝。漁協のコンプライアンス(法令順守)、ガバナンス(組織統治)強化に向けて取り組んでいることも合わせて明らかにした。

 漁協は一連の問題を受け、県や県漁連などでつくる「経営改善策検討委員会」を4月に設置。委員会から「内部監査規定の整備」や「外部人材の登用」などを盛り込んだ答申を5月に受けた。