和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月18日(日)

11月に日本ウミガメ会議 みなべ町に関係者集う

和歌山県みなべ町での日本ウミガメ会議開催について小谷芳正町長(右)に説明する日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長(中央)=和歌山県みなべ町芝で
和歌山県みなべ町での日本ウミガメ会議開催について小谷芳正町長(右)に説明する日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長(中央)=和歌山県みなべ町芝で
 ウミガメの現状や保護について情報交換する、第30回日本ウミガメ会議(日本ウミガメ協議会と実行委員会主催)が11月15~17日、和歌山県みなべ町で開かれる。同町での開催は第4回の1993年以来。同協議会の松沢慶将会長がこのほど、同町芝の町役場を訪れ、小谷芳正町長にあいさつした。

 会議はウミガメの産卵地やゆかりのある地で、研究者や調査・保護団体、学生など関係者が集まり、上陸・産卵の状況、各団体の活動、保全について情報交換することを目的に毎年開いている。

 松沢会長は、1990年の第1回は鹿児島県で開き、30人くらいの集まりだったが、年々規模は大きくなり、いまでは多い時で400人くらいが参加する会議になったこと、ウミガメの上陸・産卵にとって恵まれたみなべ町の環境などを説明した。

 同町での会議では、前夜祭に始まり、町内にある千里の浜やウミガメ館の視察、同町を中心に紀伊半島や、全国のウミガメの上陸・産卵状況の報告、研究発表などを予定している。

 小谷町長は「みなべ町では町民の協力もあって自然が残り、ウミガメが来る町になっている。梅や備長炭だけでなく、自然や文化の面も、広く県外の人にも知ってもらう機会になればと思う」と話した。