和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月13日(水)

櫂伝馬競漕の練習開始 河内祭に向け古座中学生

櫂伝馬に乗って初日の練習に出発する古座中学校の生徒ら(17日、和歌山県串本町古座で)
櫂伝馬に乗って初日の練習に出発する古座中学校の生徒ら(17日、和歌山県串本町古座で)
 和歌山県の古座川を舞台にした河内祭(27、28日)に向け、古座川町高池にある古座中学校の男子生徒27人が17日から、串本町古座の古座川河口付近で櫂伝馬競漕(かいてんまきょうそう)の練習を始めた。土日曜を除き26日まで練習を続け、本番に備える。

 櫂伝馬競漕は速さを競う伝統行事で、串本町大島の水門祭、新宮市の熊野速玉大社の御船祭でも伝馬船の競漕があるが、こぎ手を少年が務めるのは河内祭だけ。

 初日の練習では櫂伝馬に乗る前、競漕を運営する「小伝馬運営委員会」の坂井正規委員長(69)が生徒に「みんなで頑張って祭りを盛り上げてほしい。けがのないように注意して」と呼び掛けた。

 生徒たちは2隻に分かれて乗り込み、シュロのひもで櫂を舟に結び付けた後、坂井委員長らOBの指導を受けながらこぎ始めた。かじ取り役の「艫櫂(ともがい)」を務める3年生の串天輝翔君(15)は「練習を重ねて、みんなの足を引っ張らないようにしたい」、奥村響己君(14)は「しっかり練習して、みんなをサポートできるようにしたい」と語った。

 櫂伝馬競漕は、宵宮の27日には午後6時ごろから古座川河口付近で、本宮の28日には午後1時ごろから、古座川町宇津木と串本町古田の境付近の古座川にある河内島周辺で繰り広げられる。