和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月12日(木)

新宮領主、水野家入部400年 11月に記念の催し

 和歌山県新宮市の田岡実千年市長は17日、江戸時代に新宮領主を務めた水野家の入部400年の記念事業として、国指定史跡である新宮城跡などを舞台に、各種イベントを11月に開くと発表した。水野家の子孫を招いた記念式典やシンポジウム、時代衣装での入城ウオークなどを計画している。

 市によると、初代新宮領主・水野重仲は1619年、徳川家康の十男・頼宣が紀州55万5千石の藩主として和歌山に入国するのに従い、付家老として新宮に入った。今年はそれから400年の節目で、統治の拠点となった新宮城の魅力を広く発信し、交流人口の拡大を図りたいとして記念事業に取り組むことにした。

 水野家入部400年記念事業「水野家と新宮城下町」は、市や商工会議所、観光協会などでつくる実行委員会と自治総合センターの主催。11月9、10の両日、市役所別館や新宮城跡、商店街などを会場にさまざまなイベントを催す予定だ。

 具体的には、9日に市役所別館で記念式典と「水野家入部と新宮の発展」と題したシンポジウムを開くほか、10日は子孫ら関係者が時代衣装をまとって新宮城跡へ入城するウオーク、城跡内の特設ステージでの郷土芸能などの披露、水野家ゆかりの自治体などが参加した物産展、川舟に乗って熊野川から新宮城跡を見る体験などを計画しているという。