和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月12日(木)

野党統一候補か現職大臣か、和歌山 参院選21日投開票

 参院選の投票日が21日に迫った。和歌山選挙区(改選数1)では、無所属新顔で元和歌山弁護士会会長の藤井幹雄氏(58)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と自民現職で経済産業相の世耕弘成氏(56)=公明推薦=が立候補している。安倍政権を批判する「野党統一候補」の藤井氏か、安倍政権を中枢で支える世耕氏か。同日に即日開票される。

 藤井氏は連合和歌山を中心に擁立され、野党3党の推薦のほか、共産党からも支援を受けている。公示後、趣味のトライアスロンで鍛えた体力を生かし、自転車に乗って遊説してきた。現政権が進める憲法改正への考え方や年金問題、経済政策などを批判し「安倍政権の暴走を止める」と強調、支援を訴えてきた。県内を一巡し、後半は大票田の和歌山市や地元かつらぎ町などを精力的に回った。

 世耕氏は経産相としての公務や全国の他候補の応援のため、公示日しか県内を回れなかった。本人不在の中、街宣活動は元国会議員で妻の久美子氏や地元議員らがカバー。自身もツイッターなどで活動状況を伝えたほか、テレビ会議システムを活用した演説会も初めて開催。和歌山市の選挙事務所に集まった支援者に、東京から「経済成長と高齢者も含めた一億総活躍、少子化対策を進める」と訴えた。