和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年07月05日(火)

コース改め自然体感 3年ぶりの梅の里トレイルラン

眺望が開けた山道を走るランナー(2019年2月、和歌山県みなべ町で)
眺望が開けた山道を走るランナー(2019年2月、和歌山県みなべ町で)
梅の里トレイルラン2022のコース
梅の里トレイルラン2022のコース
申し込みのQRコード
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 和歌山県みなべ町の山道や林道を走るトレイルランニングの大会「梅の里トレイルラン」(実行委員会主催)が来年2月27日、3年ぶりに開かれる。前回あった舗装道をコースから外し、ほぼ山道や林道だけのコースで行う。実行委は「みなべの自然や文化を体感できるアドベンチャーコース」とアピールする。


 大会は、世界農業遺産に認定された里山の自然を体感し、日本一の梅の里の魅力を知ってもらおうと2018年にプレ大会を開き、19年から始めたが、昨年、新型コロナウイルスの影響で開催を見送り、今年も開催を断念した。

 前回大会の種目はショート(15キロ)とロング(32キロ)で、いずれも生涯学習センター(谷口)をスタートし、南部梅林(晩稲)や奥みなべ梅林(東本庄)を通って高城地域を経て清川地域を目指した。ゴールはショートが清川球場(清川)で、ロングはそこから三里ケ峰に登り、別のルートで高城地域に下った高城公民館(広野)だった。

 今回は、舗装された道が多い生涯学習センターから高城地域までを省き、高城地域と清川地域だけを舞台にする。密になるバスに乗っての移動を少なくするのも、コースを見直した理由の一つ。

 距離は短くなり、ショートが8キロ、ロングはミドルに変え25キロ。いずれもスタートは高城公民館で反時計回りで走り、ゴールはショートが清川球場、ミドルは高城公民館。実行委は「コースは前回より短くなったが、大自然の中を駆け抜けるトレイルランならではの刺激のあるコース」という。

 スタートして間もなく高幡山の頂上を目指して登る。てんぐが住んでいたと伝わり、昔はのろし場があった山で、南部平野や鹿島が一望できる。その後、先人らが馬に炭を載せて運んだといわれる大穂手街道を通れば清川球場に到達する。そこまでは高低差約320メートルの初心者にも優しいコースだという。

 そこからは標高768メートルの三里ケ峰を登る。山道沿いには水畝神社をはじめ、地蔵や道標、僧侶がこもって修行したという巨岩群「こもり岩」などたくさんの見どころがある。

 当日は両種目とも午前8時半から順次スタートする。コースにはエイドポイント(給水所)を4カ所、関門を2カ所に設けている。

 大会アドバイザーは、トレイルランナーで普及活動もする栗原孝浩さん。当日は競技にも参加する。

■出場者各200人募集

 実行委は出場者を募集している。申し込みは12月24日までだが、ショート、ミドルの各部とも定員200人に達すれば締め切る。

 参加の対象はショートが中学生以上、ミドルが18歳以上で高校生は不可。参加費はショートが3千円、ミドルが5500円。

 申し込みは、インターネットの「SPORTS ENTRYウェブサイト」(https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/85663)からか、「SPORTS ENTRYカスタマーサポートセンター」(0570・039・846)で。問い合わせは実行委事務局の町教育委員会教育学習課(0739・74・3134)へ。