和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月25日(火)

田辺祭、厳かに幕開け 市街地を笠鉾巡行

市街地を練る祭りの一行(24日、和歌山県田辺市本町で)
市街地を練る祭りの一行(24日、和歌山県田辺市本町で)
 和歌山県田辺市街地の夏を彩る田辺祭が24日、始まった。梅雨明けした青空の下、笠鉾(かさほこ)や衣笠(きぬがさ)が厳かに巡行。見物人を魅了した。

 田辺祭は、和歌山市の「和歌祭」、紀の川市の「粉河祭」と並び紀州三大祭りの一つとされている。江川の「住矢」を先頭に、本町、江川、福路町、片町、栄町、北新町、南新町の笠鉾8基、紺屋町の衣笠1基が、市街地を練っている。

 宵宮のこの日は、午前9時前、人形などを飾った各地区の笠鉾と衣笠が本町の旧会津橋近くに並んだ。神社を出発したみこしや馬などの一行と合流し、江川漁港を目指した。漁港では「御旅所勤め」を営み、みこが舞を奉納した。

 午後も、笠鉾はお囃子(はやし)の音色とともに市街地を巡行。照り付ける日差しに、氏子らは汗を拭いながら笠鉾を引いた。

 笠鉾や衣笠は24日夕方、闘雞神社の参道に引きそろう。夜には旧会津橋に並び、花火も打ち上がる予定。25日の本祭では、神社で暁の祭典や神前勤め、流鏑馬(やぶさめ)式なども営まれる。