和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

8強へ紀南3校 神島、熊野、南部

神島―日高 神島は2回、松本の左越え二塁打で、走者が次々に本塁にかえる(23日、紀三井寺球場で)
神島―日高 神島は2回、松本の左越え二塁打で、走者が次々に本塁にかえる(23日、紀三井寺球場で)
 全国高校野球選手権和歌山大会(紀三井寺球場)は23日に3回戦4試合があり、紀南勢は神島と熊野が勝ち、ともに11年ぶりにベスト8入り。24日の第2試合でも南部が近大新宮を11―1(5回コールド)で破り、準々決勝に進出した。

【23日】
●第3試合(3回戦)

神島
 040 002 000―6
 003 020 000―5
日高

 〔神〕左向―鈴木〔日〕平野、楠山、湯川―山﨑▽本塁打=松本(神)、永岡(日)▽二塁打=松本(神)、宮本(日)

 神島は2回、2死満塁から2年生の松本が走者一掃の二塁打、続く蓑田も安打を放ちこの回に4点を奪った。

 5回、日高に逆転されたが、6回2死から松本が左翼へ本塁打を放って同点。続く蓑田が死球で出塁し、盗塁と悪送球で三塁まで進むと、北野に大会初安打が出て勝ち越した。

 神島の先発左向は5回まででに5点を失ったが、6回に逆転してからは変化球主体の投球で立ち直り、最後の打者を三振に取るとマウンド上に膝をついて喜んだ。

 貴重な勝ち越し点を挙げた北野は「6回は打つしかないと思った。前に突っ込んで自分の打撃ができていなかったので、めっちゃほっとした。ベンチが応援してくれたおかげ」と笑顔。4打点の松本は「秋の公式戦で負けたチームだったのでリベンジしようという気持ちで臨んだ」と喜んだ。

●第4試合(3回戦)

熊野
 000 100 000―1
 000 000 000―0
田辺工業

 〔熊〕久保―太田寛〔田〕寒川、小西―横畑

 降雨で1日延びた紀南勢同士の対戦は、熊野が4回、丸山が内野安打で出塁し、四球などで無死満塁にすると、多禰の中犠飛で1点を先制した。シードの海南を破った初戦に続いて先発した1年生投手の久保は、落差の大きい変化球を武器にテンポの良い投球で田辺工業打線を抑えた。

 田辺工業は6回、死球と敵失、内野安打で1死満塁の好機をつくる。畑谷の左飛で三塁走者がタッチアップしたが、離塁が早かったとして併殺になり同点のチャンスを逃した。先発投手の2年生寒川と、初戦で延長13回を投げ抜いた小西が好投し、最少失点に抑えたが打線にあと一本が出なかった。

 完封勝利を挙げた熊野の久保は「初戦でシードの海南に勝って気持ちが乗っていた。次も伝統校の箕島を倒してやろうという気持ち」と手応えを語った。

●第1試合(3回戦)
桐蔭5―4紀央館

●第2試合(3回戦)
那賀8―1和歌山高専
(8回コールド)

●25日の予定(準々決勝)

第1試合(午前10時)
箕島―熊野

第2試合(午後0時半)
桐蔭―那賀