和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月19日(木)

熊野がベスト4へ、箕島破る 23年ぶり4回目

箕島打線を2点に抑え完投した熊野の久保(25日、紀三井寺球場で)
箕島打線を2点に抑え完投した熊野の久保(25日、紀三井寺球場で)
 第101回全国高校野球選手権和歌山大会(紀三井寺球場)は25日、準々決勝で熊野が箕島に7―2で逆転勝ちし、準決勝へ進んだ。熊野のベスト4は23年ぶり4回目。

【25日】

●第1試合(準々決勝)

箕島
 000 200 000―2
 000 010 06×―7
熊野

 〔箕〕岩鼻、山本―武内
 〔熊〕久保―太田寛
 二塁打=尾﨑(箕)、久保、丸山(熊)

 熊野は3試合連続で先発した1年生投手の久保が変化球を主体に力投。バックも好守備で後押しし、9回を2失点に抑えた。

 熊野は1―2で迎えた8回、1死から敵失、内野安打、死球で満塁にすると、3年生の桃原が粘って死球で同点。続く1年生の太田智がしぶとく勝ち越しの適時打を放った。続く久保、青木修(3年)にも適時打が出て、丸山(2年)が左中間二塁打で一挙に6点を奪った。

 3年生でエースナンバー「1」をつける桃原は、肘の故障で登板しておらず、今大会は3回戦から右翼手で出場。「前の試合ではヒットが出ずに焦っていたけど、昨日の練習で監督からチームの勝利につながる仕事をしろと言われ、冷静に打席に立てた。準決勝も今まで通り、声を掛け合って試合に臨みたい」と笑顔を見せた。

 吉田茂監督は「選手たちは、若さと勢いで自分たちのやりたかった野球を吸収している。学校の雰囲気が良く、毎試合OBや学校の各クラブが応援に駆け付けてくれている」と話した。

【24日】

●第2試合(3回戦)

南部
 040 07―11
 000 01―1
近大新宮
(5回コールド)

 〔南〕鎌倉海、三木―鎌倉航、玉置
 〔近〕川口、清岡―榎本
 三塁打=湯川、三上、奈良(南)
 二塁打=尾田(南)

 南部が2回と5回に集中打を浴びせ、計11点を奪う猛攻で近大新宮を圧倒した。

 南部は2回、1死一、三塁から鎌倉航の適時打で先制。なおも2死満塁から湯川が左中間へ走者一掃の三塁打を放ち、この回に一挙4点を奪った。5回には5連続安打を含む打者12人の猛攻で7点を奪い、試合を決めた。

 近大新宮は5回に水光の適時打で1点を返したが、点差を縮めることができなかった。

 南部は投手の鎌倉海斗、捕手の鎌倉航太(ともに3年)の双子バッテリーが今大会に初出場。兄の海斗は「小学4年生の時からバッテリーを組んでいるので安心できる」と話し、弟の航太は「緊張することもなく、自分なりにできた。(先制の適時打は)三振でもいいと思って思い切り振った。うれしい」と振り返った。

●第1試合(3回戦)
 智弁和歌山10―0粉河
(5回コールド)

●第3試合(3回戦)
 市和歌山4―3和歌山東

●26日の予定(準々決勝)

第1試合(午前10時)
 神島―智弁和歌山

第2試合(午後0時半)
 南部―市和歌山