和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月19日(木)

熊野 背中で引っ張る

8回に適時打を放ち、ガッツポーズをする青木修也(25日、紀三井寺球場で)
8回に適時打を放ち、ガッツポーズをする青木修也(25日、紀三井寺球場で)
 3年生の青木修也(18)は自らの行動でチームを引っ張る主将。攻守で積極的なプレーを見せ、箕島戦も7―2で勝利。チームを23年ぶりのベスト4に導いた。「自分が率先して動いて、後輩たちが付いてきてくれたらという思いでやってきた」と話す。

 チームの3年生は青木と副主将の桃原大知(18)だけ。1年生の頃は下級生が担当する練習の準備に苦労したが、2年生からは試合に出場するようになり、多くの経験を積むことができた。

 主将になってからは投手を統率する桃原、内野と外野をそれぞれまとめる2年生の副主将2人と協力し、状況を伝え合ったり話し合ったりしてチームを率いてきた。父の孝尚(55)は「小さい頃は内気なところがあったが、高校で主将をして精神的に成長した」と話す。

 左翼手の青木は、2回戦の海南戦と3回戦の田辺工業戦で難しい飛球を捕ってチームを勢い付けた。

 箕島戦では8回、後輩たちの集中打に続いて自身も適時打を放ち、ダメ押し点を奪った。「チャンスで僕が打てば、勝利に少しでも近づく」と思い切り振った結果だった。

 試合では1年生4人と2年生3人がレギュラーで出場。青木は「1、2年生が本当に活躍してくれている。みんなの頑張りが良い結果につながっている」と振り返る。

 次は準決勝。「ベスト4で満足していない。次の試合も練習してきた成果をしっかりと出せるようにしたい」と力強く語った。
(敬称略)