和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月26日(月)

パンダの残り物で「竹あかり」 白浜のアドベンチャーワールド

「循環の環」と名付けた竹あかりの作品イメージ図。約70本の竹を組み合わせる(アドベンチャーワールド提供)
「循環の環」と名付けた竹あかりの作品イメージ図。約70本の竹を組み合わせる(アドベンチャーワールド提供)
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは26日から、竹で作る「竹あかり」を施設の一画に設ける。ジャイアントパンダの餌として調達された竹のうち残った幹の部分を使うことで、資源を大切にする循環型パークを目指す。

 施設によると、パンダは竹の葉を食べるため、幹の部分が残る。これまでは廃棄していたが、以前から「何らかの形で活用できないか」と考えていた。パンダの餌は、大阪府岸和田市などから年間で約70トンを調達するという。

 企画では、施設内の「パンダラブ」を会場にする。穴を開けた竹の内側からLEDライトを当てることで、幻想的な雰囲気を演出する。全国で竹あかりを用いた企画などを手掛ける企業「ちかけん」(熊本県)と連携する。

 長さ6~8メートルの竹70本ほどを組み合わせた作品「循環の環」を置くほか、約450人のスタッフが手作りする竹あかりで通路の柱7本を飾る。

 スタッフが扱うのは長さ26センチの竹筒。1人につき1本に電動ドリルで直径0・4~2・5センチの穴を開け、動物や流線などのデザインをあしらっている。「彩り」や「愛」「未来の地球」など7通りのテーマにちなんだ作品に仕上げている。穴は多いもので約400個になる。

 26日から始まる企画は「つながるスマイル竹あかり」。営業時間が午後8時半までになる「ナイトアドベンチャー」の期間と同じ9月1日までの予定。