和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月20日(火)

テープカットし開館祝う 南紀熊野ジオパークセンター

仁坂吉伸知事(右から3人目)らが南紀熊野ジオパークのオープンを祝ってテープカット=和歌山県串本町潮岬で
仁坂吉伸知事(右から3人目)らが南紀熊野ジオパークのオープンを祝ってテープカット=和歌山県串本町潮岬で
 和歌山県紀南地方の貴重な地質遺産の情報を発信する「南紀熊野ジオパークセンター」=串本町潮岬=が27日、オープンした。潮岬観光タワー隣接地に県が約7億4千万円をかけて建設した。紀南の9市町村などに広がる地質遺産「南紀熊野ジオパーク」の総合案内所としての機能を果たすほか、調査研究の拠点となる。

 この日、オープニングセレモニーがあり、約170人が参加した。仁坂吉伸知事は「拠点ができた。全国、世界各地の人々に『ジオ』とは何かを理解いただけると思う。世界ジオパークにもなりたい」と期待を込めてあいさつした。二階俊博・自民党幹事長、環境省の鳥居敏男自然環境局長、日本ジオパーク委員会の中田節也委員長らが祝辞を述べた。仁坂知事と来賓がテープカットをしてオープンを祝った。

 南紀熊野ジオパーク関係者らによる「南紀熊野ジオパーク宣言」もあった。

 センターは木造2階建て、延べ床面積978平方メートル。1階には、最新の大型地形模型とプロジェクションマッピングによる映像や実験、体験装置で熊野の大地の成り立ちや自然、生き物などを紹介する展示室や実習室などがある。2階には、大地のドラマを上映する映像室のほか、セミナー室、会議室がある。

 開館時間は午前9時~午後5時。年末年始(12月29日~1月3日)のみ休館。入館は無料。問い合わせは南紀熊野ジオパークセンター(0735・67・7100)へ。