和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月19日(土)

新ビジネス生み出せ たなべ未来塾第4期開講

たなべ未来創造塾の開講式で目標を語る4期生(和歌山県田辺市東陽で)
たなべ未来創造塾の開講式で目標を語る4期生(和歌山県田辺市東陽で)
 地域課題をビジネスの手法で解決する人材を育成する和歌山県田辺市の「たなべ未来創造塾」第4期開講式が27日、市文化交流センター「たなべる」(田辺市東陽)であった。4期生12人は、自社の強みと地域資源を組み合わせたり、異業種と連携したりして、新たなビジネスづくりに挑む。

 4期生は元スポーツトレーナーや葬儀会社社長、料理人など職業もさまざまな20~40代で、男性9人、女性3人。うちIターンが5人いる。

 京都市出身のIターンでブドウ農家の鈴木格さん(44)=田辺市上秋津=は「田辺に来て5年以上たつが、知人は少ない。いろんなつながりをつくる中で、どんなことができるかを考えたい」、スポーツ店勤務の坪井直子さん(36)=田辺市高雄2丁目=は「スポーツ人口が減少している。子どもたちには協調性やリーダシップを育てる機会、高齢者には健康寿命を延ばす視点で生活の中にスポーツを取り入れていきたい」と思いを語った。

 「未来創造塾」は富山大学の協力で、2016年7月に発足。これまで3期35人が修了した。空き家を改修したゲストハウスとシェアハウス、カフェ・バーの複合施設▽虫食い材を活用して森林を保全するプロジェクト▽ジビエ活用と耕作放棄地解消を図るプロジェクト―などさまざまなビジネスが生まれている。