和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月28日(金)

和歌山県高校駅伝で田辺工業優勝 男子の部、3年ぶり2回目

トップでゴールする田辺工業の大家利公君(和歌山県日高川町田尻で)
トップでゴールする田辺工業の大家利公君(和歌山県日高川町田尻で)
 和歌山県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟など主催)が6日、日高川町田尻の長子橋・小釜本橋周辺コースであり、男子の部(7区間、42・195キロ)で田辺工業が2時間8分52秒を記録し、3年ぶり2回目の優勝を飾った。12月26日に京都市である全国高校駅伝に出場する。

 72回目の男子の部には9校、37回目の女子の部(5区間、21・0975キロ)には6校が出場した。男女とも優勝校が、たけびしスタジアム京都(京都市)を発着点に都大路を走る全国大会に出場。上位6校は、28日に兵庫県南あわじ市で開かれる近畿大会に出場する。

 男子の部で田辺工業は7区間とも3年生で臨み、区間新1人を含む4人が区間賞を獲得する快走を見せた。

 田辺工業は1区の寺井京君が攻めの走りで2位に17秒差をつけてトップでたすきを渡した。2区の岩本侑羽君は、区間新を記録した智弁和歌山の選手に食らいつき、1秒差の2位でつないだ。

 3区の塩路悠耀君が区間新の走りで首位を取り返すと、4区の安部広大君、5区の岡本桐弥君、6区の有本輝君が首位を維持。最終の7区で大家利公君が区間賞の力走を見せ、両手を広げてゴールテープを切った。

 3区(8・1075キロ)で目標タイムを大幅に上回る24分22秒の区間新記録を出した塩路君は「やっと努力が実った。優勝して全国に行くという目標を達成できてうれしい。全国で勝負するためにどんどん力をつけていきたい」と喜んだ。

 田辺工業の杢健寛監督(26)は「よく頑張った。落ち着いて自分の力を発揮できたと思う。いろんな方にお世話になって少ない人数ながら目標を達成できた。感謝しかない」と話した。

 男子の部では熊野が5位、田辺が6位に入った。

 2位の智弁和歌山からは、田辺市上秋津中学校出身の合川歩輝君(2年)が6区を走り、15分11秒で区間賞。同市東陽中出身の宮本優希君(2年)は7区で区間2位だった。

■女子は智弁和歌山優勝 田辺は3位

 女子の部は、智弁和歌山が1時間12分46秒で2連覇。田辺は3位に入賞した。

 智弁和歌山で1区を走った瀬戸朱莉主将(3年)は田辺市高雄中出身。区間賞の走りを見せ「優勝できてよかった。満足のいく走りができた」と笑顔で語った。

 田辺で5区を走った佐々木優主将(3年)は「思ったよりも順位が高くびっくりした。みんなが持っている以上の走りができていた」と振り返った。

■田辺工業出身の野村選手(順大)が力走 全国大学駅伝

 7日に開かれた全日本大学駅伝(名古屋市熱田神宮―三重県伊勢市伊勢神宮、8区間106・8キロ)で、田辺工業高校出身、順天堂大学3年の野村優作選手(20)が5区(12・4キロ)を走った。区間2位の36分5秒で力走し、チームの3位入賞に貢献した。

 野村選手は4位でたすきを受け、2人抜いて2位でつないだ。10月の出雲駅伝では区間16位。「走りやすい区間で起用していただき、落ち着いて走ることができた。箱根駅伝には万全の状態で挑めるように調子を戻していきたい」と話している。