公用車に燃料電池自動車 和歌山県が初導入
和歌山県は30日、水素を燃料とする「燃料電池自動車(FCV)」を公用車に初めて導入したと発表した。将来の「水素社会」実現に向け、活用を通じて啓発していく。
公用車に導入したのはトヨタ自動車の「MIRAI(みらい)」。青色で側面には「FCV」の文字が書かれている。燃料は約3分で満タンにでき、650キロ走れるという。購入価格は約750万円で、このうち約200万円は国から補助される予定という。
FCVは、水素を使って燃料電池で発電し、電動機を動かして走る。走行時に二酸化炭素を排出せず、環境に配慮した設計になっている。
FCVに水素を充填(じゅうてん)する水素ステーションは今月上旬、和歌山市内に開業したが、県内にはまだこの1カ所しかない。
県産業技術政策課は「FCVを公用車として県内を走らせることで、水素エネルギー利用の啓発につなげたい。また、水素ステーションの設置についても業者に働き掛けたい」と話している。
公用車に導入したのはトヨタ自動車の「MIRAI(みらい)」。青色で側面には「FCV」の文字が書かれている。燃料は約3分で満タンにでき、650キロ走れるという。購入価格は約750万円で、このうち約200万円は国から補助される予定という。
FCVは、水素を使って燃料電池で発電し、電動機を動かして走る。走行時に二酸化炭素を排出せず、環境に配慮した設計になっている。
FCVに水素を充填(じゅうてん)する水素ステーションは今月上旬、和歌山市内に開業したが、県内にはまだこの1カ所しかない。
県産業技術政策課は「FCVを公用車として県内を走らせることで、水素エネルギー利用の啓発につなげたい。また、水素ステーションの設置についても業者に働き掛けたい」と話している。