和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月14日(木)

御舟渡御華やかに 河内祭、見物人を魅了

河内島をゆっくり回る御舟(29日、和歌山県串本町古田で)
河内島をゆっくり回る御舟(29日、和歌山県串本町古田で)
 和歌山県の串本、古座川両町を流れる古座川で28、29日、御舟行事と古座青年会の古座獅子が国の重要無形民俗文化財になっている「河内祭」が営まれた。華やかな御舟(みふね)の水上渡御や勇壮な「古座獅子」の舞などがあり、多くの見物人を魅了した。

 河内祭は、串本町古田と古座川町宇津木の境に浮かぶ「河内島」をご神体とする「河内神社」の祭り。下流域の串本町古座と古田、古座川町の高池下部と宇津木、月野瀬の5地区が祭りを担っている。

 今年の祭りは台風の影響で1日順延され、29日の本祭で営まれる予定だった古座中学校生徒による櫂伝馬競漕(かいてんまきょうそう)は中止になった。

 本祭では、串本町古田の河原で神事が営まれた後、華麗な王朝絵巻の図柄が染められたまん幕や、「古座大明神」と書かれたのぼりなどで飾られた御舟が河内島をゆっくり周回。熊野地方の獅子舞のルーツといわれる3地区の獅子舞が競演した。