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2022年05月22日(日)

「寅」の色紙仕上げる 新年に向け熊野本宮大社

新年に向けて制作した、来年の干支「寅」の色紙(15日、和歌山県田辺市本宮町で)
新年に向けて制作した、来年の干支「寅」の色紙(15日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町、世界遺産・熊野本宮大社の九鬼家隆宮司(65)は15日、新年に向けて制作してきた来年の干支(えと)「寅(とら)」を描いた色紙を仕上げた。

 色紙は、新年の初祈祷(きとう)を受けた参拝者に授ける宮司手描きのもので、7月ごろから制作を始めた。

 手描きの色紙は千枚あり、光差す一年になることを願って太陽を背にした金のトラを描いている。

 新型コロナウイルスの撲滅と心願成就を祈願して、今回初めて金糸を色紙に貼り付けた。「前を向いて気持ちを新たに新年のスタートを切ってほしい」との思いから「一新」という文字も書き添えている。

 また、12月の初めごろから1枚2千円で授与する印刷した色紙も2千枚制作。太陽を背にした白いトラの絵に「一筋の道」という言葉を書き添えている。九鬼宮司は「進むべき道をしっかりと見極めて、自身の夢や目標、未来に向かって進んでいただきたい」と話した。