和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月23日(日)

菅前首相がコロナ対策講演 自民党和歌山県連集会

自民党県連の「政経文化パーティー」で講演する菅義偉前首相(和歌山市で)
自民党県連の「政経文化パーティー」で講演する菅義偉前首相(和歌山市で)
 前首相の菅義偉衆院議員が27日、和歌山市で開かれた自民党県連の「政経文化パーティー」で講演した。政権を振り返り「1年間という短い期間だったが、新型コロナ対策を最優先で取り組んできた」などといい、ワクチン接種の推進に力を入れてきたことを語った。

 菅議員は「ワクチン接種こそ対策の切り札であると確信を持ち、眠れない日も何日か続いたが、そのことが全てだと勢力を集中して取り組んだ」とした上で「日本にもようやくにぎわいのある日常を取り戻すところまでやって来た」と話した。

 このほか、長年の課題に道筋を付けることができたといい、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す宣言や、デジタル庁設立などによるデジタル化推進、少子化社会対策としての不妊治療の支援大幅拡充、小学校の35人学級実現に取り組んだことなど実績を語った。

 携帯電話料金引き下げについては「携帯電話は国民の財産である電波の提供を受けているのに、大手3社は全く競争しないで、寡占状態が長年続いていた。競争できる環境を整備し、現時点で4500億円ほど国民の負担が減った」と紹介した。

 総務相時代に創設した「ふるさと納税」にも触れ「田舎で生活する人も都会で生活する人も互いに思いやり、支え合う日本をつくるために頑張りたい」と締めくくった。

 また、県連会長の二階俊博衆院議員は「皆さんとともに、和歌山県を発展させ、わが国の躍進のために頑張ろうではありませんか」とあいさつ。県内選出の国会議員や仁坂吉伸知事らも登壇した。