和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

津波だ!列車から逃げろ 串本古座高校生が訓練

はしごを使って電車から避難する生徒(1日、和歌山県串本町内で)
はしごを使って電車から避難する生徒(1日、和歌山県串本町内で)
 JR西日本和歌山支社新宮エリア会は1日、串本町内の串本駅―紀伊田原駅間で地震による津波を想定した避難訓練をした。串本古座高校の1年生92人が列車からの避難などを体験し、率先避難者の重要性への理解を深めた。

 電車で通学する生徒が多い高校生に率先避難者になってもらおうと取り組んでおり、6月には6日に新宮高校と新翔高校、21日に近大新宮高校の生徒を対象に同様の訓練をした。

 訓練は、列車が古座駅―紀伊田原駅間を走行中に地震が発生したと想定。車内で緊急地震速報が鳴り、緊急停車するとJR職員が「身を守る行動を取ってください。避難の準備をしてください」などとアナウンス。生徒は開けられた列車のドアから地面に飛び降りたり、はしごを使って降りたりした後、安全な場所へ走って逃げた。

 車内では避難の前に、JR職員が紙芝居を使って津波避難のポイントなどについて生徒に説明した他、手動でのドアの開け方などを教えた。また、避難した生徒はもう一度列車に戻り、JR職員から車いす利用者と視覚障害者の避難誘導方法やドアからのはしごの降ろし方などを教わった。