和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年06月26日(日)

仁坂知事「和歌山県内でも第6波」 オミクロン株3人確認

まん延防止等重点措置区域への不要不急の外出をしないよう呼び掛ける和歌山県の仁坂吉伸知事(7日、和歌山県庁で)
まん延防止等重点措置区域への不要不急の外出をしないよう呼び掛ける和歌山県の仁坂吉伸知事(7日、和歌山県庁で)
 和歌山県は7日、県内で初めて新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認されたと発表した。6日までに発表していた10~40代の男女3人で、1人は県内での市中感染とみられるという。仁坂吉伸知事は全国的な感染状況を踏まえ、県内でも第6波に入ったという認識を示した。


 県環境衛生研究センターが解析した。3人のうち、和歌山市の男性は、県内で移動したが県外在住者との接触はなく、感染経路が不明。海南保健所管内の女性は京都府から別居家族の帰省があった。橋本管内の女性は大阪府を訪れていた。

 このほか発表済みの15人もオミクロン株の疑いがあり、県内でもデルタ株からオミクロン株に置き換わりつつあるという。

 病床数は6日に23床増やし、583床にしたが、今後、さらに増加する方針。県が確保している宿泊療養用のホテルは、オミクロン株感染者(疑いを含む)の濃厚接触者で、こまめな経過観察が必要な人、感染すればリスクが高い家族がいる人らの利用を認めており、現在6人が利用している。

 記者会見した県福祉保健部の野尻孝子技監は「オミクロン株は感染力が強いと言われているので、県内でも感染拡大が懸念される。高齢者や基礎疾患のある人らに及べば、重症化も考えられる」と話し、県民にも感染防止を呼び掛けた。

■7日、県内新規感染4人 田辺管内では104日ぶり

 県が7日、新たに新型コロナウイルスの感染を発表したのは4人。田辺管内の50代自営業男性は無症状で、大阪府から帰省していた別居家族の陽性判明を受けて検査した。田辺管内での感染者の発表は昨年9月25日以来、104日ぶり。

 岩出管内の20代看護師女性は、大阪府で複数の感染者が確認された屋内での運動クラブに参加。勤務する和歌山市の病院の職員と患者計60人を検査する。このほか岩出管内で1人、和歌山市でも1人の感染を確認した。

 入院者は23人で、昨年10月12日以来、87日ぶりに20人以上となった。