和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月18日(水)

「吉兆」で疫病退散 速玉大社で縁起物作りピーク

柳の枝にサイコロなどを飾り付けるみこ(20日、和歌山県新宮市の熊野速玉大社で)
柳の枝にサイコロなどを飾り付けるみこ(20日、和歌山県新宮市の熊野速玉大社で)
 和歌山県新宮市にある世界遺産、熊野速玉大社(上野顯宮司)で、節分に飾ると疫病退散、家内安全、商売繁盛などの幸福が訪れるとされている縁起物「吉兆」の制作がピークを迎えている。20日から授与を始めた。

 境内の山林で採ったヤナギの小枝に直径約3センチの赤、青、白などのカラフルな「もち花」、小判、お守り、サイコロ、大福帳などを付けて完成させる。今月10日ごろから、みこや職員、敬神婦人会の女性たちが作っている。長さ約90センチの大(3千円)を約200本、約50センチの小(1800円)を約800本作る予定。2月3日の節分祭まで授与し、希望者には郵送もする。

 大社禰宜(ねぎ)の濵中孝成さん(46)は「福を呼び込み、疫病を払うとされている吉兆を飾ることで、一日も早く新型コロナが収束し、日常が戻ることをお祈りします」と話していた。

 問い合わせは大社(0735・22・2533)へ。