和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年06月26日(日)

梅収穫の人手確保へ JA紀南、広報誌で告知

JA紀南が広報誌に掲載している無料職業紹介所の案内
JA紀南が広報誌に掲載している無料職業紹介所の案内
 今年の梅の収穫に向け、いまの時季から、人手を確保しようという動きが出ている。農家と働き手をつなぐ和歌山県のJA紀南の無料職業紹介所は、広報誌を通じて利用を呼び掛けている。すでに農家からも求人依頼があり、インターネットの求人サイトに情報を掲載している。


 無料職業紹介所は、組合員の労働力不足解消のため、2019年11月に開設した。人手が欲しい農家と、農業の仕事を希望する求職者がそれぞれ登録すると、担当職員が間を取り持ち、雇用の成立につなげる。

 昨年の梅の収穫作業では、紹介所を通じて、34農家から計69人の求人があった。JAが仲介し、16人(うち県外8人)の働き手と雇用が成立した。

 無料職業紹介所には、今年の梅の収穫の人手確保に向けて、すでに農家から求人依頼が寄せられている。昨年、紹介所を通じて梅収穫の人手を確保した農家の中には、今年も同じ働き手に来てもらえることになっているという人もいるという。

 同JAは、広報誌2月号で無料職業紹介所のPRを掲載。「人手が欲しい、農業を手伝ってみたいと考える皆さんは、ぜひ一度相談ください」と呼び掛ける。2月と3月にも、農家向けと働き手向けのチラシを広報誌に折り込むなどし、PRする予定。

 県内では同JAを含め六つのJAが無料職業紹介事業をしており、その求人情報はJAグループ和歌山の求人サイトに掲載している。働き手の確保に向け、JAグループわかやまも新年度から、これまで以上にSNS(会員制交流サイト)を活用して広くPRしていく計画という。

 JA紀南の担当者は「収穫時季の直前になって求人を出していただいても、なかなか人手確保に結び付きにくいのが現状。人手が欲しい農家の方は、余裕を持った準備をしてほしい」と呼び掛ける。

 JA紀南無料職業紹介所の問い合わせは、同JA営農指導課(0739・25・5720)へ。