和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年06月26日(日)

春の味覚ワラビ採取 紀南の山間部

山の斜面でワラビを採取する農家(和歌山県田辺市上芳養で)
山の斜面でワラビを採取する農家(和歌山県田辺市上芳養で)
 和歌山県田辺市など紀南地方の山間部で、春の味覚、ワラビの採取が始まっている。

 同市上芳養の農家、丸山貴臣さん(38)は、上芳養の山の斜面にある梅を栽培していない自分の畑で採っている。

 3月中旬ごろから採り始めた。斜面の段になった部分は通れるように下草を刈るが、それ以外は刈らずにシダなどを残すことで、シダが覆いになってワラビが霜から守られるようにしている。

 今年は低温や雨が少なかったことが影響したのか、例年に比べると1週間ほど収穫時季が遅いという。採るのは4月上旬ごろまでがピークで、20日ごろには終わる予定。

 丸山さんは同市秋津町にある、JA紀南の産直店「紀菜柑」に出荷している。同店には、ほかにも同市中辺路町や白浜町から出荷されたワラビが並んでいる。JA紀南では市場出荷もしている。