和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月16日(月)

車窓からアート楽しもう 紀の国トレイナートの内容発表

「紀の国トレイナート2019」をPRする廣本直子実行委員長(右)ら=23日、和歌山県田辺市新屋敷町で
「紀の国トレイナート2019」をPRする廣本直子実行委員長(右)ら=23日、和歌山県田辺市新屋敷町で
 JR紀勢線を舞台にした芸術イベント「紀の国トレイナート2019」が9月29日~10月27日に開かれる。6回目の今年は「車窓アート」を企画。和歌山県の御坊駅―新宮駅の沿線12地域にアート作品を設置し、走る列車の車窓から風景ごと見て楽しんでもらう。

 紀南でまちづくり活動をする人や芸術家らでつくる実行委員会(廣本直子実行委員長)が、2014年から開催。駅舎やプラットホームを壁画で彩ったり、駅を拠点に地域巡りをしたりと、毎年趣向を凝らして取り組んでいる。

 車窓アートには、公募で集まった12人(組)の作家が参加。沿線の12地域14カ所で作品を展開する。大型の立体作品や田んぼ全体を使った展示など、存在感あるアートが周辺の景観を借景にして表現される。印南小児童や周参見小児童など地元の人たちと交流しながら共同制作した作品もある。

 10月19、20の両日には、臨時列車「紀の国トレイナート号」が運行する。車窓アートの設置付近では徐行運転し、ゆっくり鑑賞することができる。車内は「写真甲子園」3連覇を果たした神島高校写真部や地元デザイナーらによる作品で飾られる。

 19日は御坊駅―串本駅間で運行し、田辺市龍神村在住のトランペット奏者、唐口一之さんによるジャズバンドが車内で演奏する。20日は紀伊田辺駅―新宮駅間で運行し、ドラマーのJimanicaさんの演奏やシンガー・ソングライターの円香さんの歌声が楽しめる。

 問い合わせは実行委員会(080・5786・2652)または実行委事務局の田辺商工会議所(0739・22・5064)へ。