和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年08月18日(木)

梅雨の印象カエル? すさみ町の水族館で特別展

カエルに似ていることから「フロッグ・クラブ」と呼ばれているアサヒガニ(2日、和歌山県すさみ町江住で)
カエルに似ていることから「フロッグ・クラブ」と呼ばれているアサヒガニ(2日、和歌山県すさみ町江住で)
 梅雨入りを前に、和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」は、特別展「あなたの梅雨へのイメージカエル展」を開いている。前かがみの姿がカエルに似ていることから、「フロッグ・クラブ」と呼ばれているカニの仲間アサヒガニや、町内に生息する8種類のカエルを展示している。7月18日まで。

 町の近海にも生息するアサヒガニは、甲長20センチ近くにまで成長する。展示しているのは甲長約10センチで、食用として店で販売されていたものを購入したという。普通のカニの仲間は横に歩くが、この種は足をバタバタさせて前後に進む。ただし、夜行性のため展示時間中はほとんど動かない。朝日のように赤い色をしていることが名前の由来になっている。

 このほか、展示しているのは、ニホンアマガエル▽ニホンヒキガエル▽タゴガエル▽シュレーゲルアオガエル▽トノサマガエル▽ツチガエル▽ヌマガエル▽カジカガエル。全て職員が近くで捕獲したという。それぞれの水槽は、実際に生息している環境を再現しており、より自然に近い形で見ることができるように工夫している。オタマジャクシも展示しており、カエルになるまでの成長過程を学ぶことができる。

 同館は「人間にとっては気分が沈むことの多い梅雨だが、カエルたちにとっては成長のため、種によっては子孫繁栄のための大切な時期で、最も活動的と言っても過言ではない。そんなカエルたちの姿を見て、この梅雨を楽しく乗り切りませんか」と話している。