和歌山県高校総体のホッケー競技が３～５日、日高町のマツゲンスポーツグラウンドであり、女子の部で田辺が優勝した。田辺女子は１７～１９日に奈良県天理市である全国高校総体（インターハイ）の近畿予選に出場する。

　県総体の女子の部は３校による総当たり戦で順位を競った。田辺は紀央館との試合で、終了間際にペナルティーコーナーから１点を奪って、１―０で競り勝った。和歌山商業との試合は０―０で引き分けたが、１勝１分で優勝が決まった。２位は紀央館。田辺の優勝は３大会連続、２５回目。

　近畿予選では上位３校がインターハイに出場できる。田辺の榎本菜々子主将（３年）は「３年生は３人しかいないけど、下級生が全力でついてきてくれて、優勝するために一つになれた。近畿予選では最後まで自分たちの力を信じて、諦めずにプレーしたい」と話している。

　県総体の男子の部は田辺、箕島、紀央館が参加。田辺は箕島に０―０で引き分けたが、紀央館に０―１で敗れ、３位だった。優勝は箕島。

　田辺女子のメンバーは次の皆さん。

　３年＝榎本菜々子、橋本怜奈、上野心愛▽２年＝岡本幸、田中優、齋藤奈津美、保富鈴香、山根里咲子、北尾結、新田そら、松田有加、北本真凜、深見さくら、谷本優和▽１年＝山本ねね、山崎聖七、丸屋琴音、中嶋涼葉