８月２～６日、香川県坂出市の府中湖カヌー競技場で開かれる全国高校総体（インターハイ）のカヌー競技に、和歌山県田辺市の神島高校と田辺工業高校のカヌー部員が出場する。


　県総体は６月４日に和歌山市の紀ノ川であり、神島と田辺工業のカヌー部員が出場。各部門の優勝者がインターハイ出場を決めた。

　神島からは、男子カナディアンシングルで濵本子龍君（３年）、男子カナディアンペアで中山直大君（３年）と吉田朋矢君（２年）、男子カナディアンフォアで濵本君、中山君、吉田君と津田龍之介君（３年）が出場する。

　神島は男子カナディアンフォアで２連覇を目指す。濵本君と中山君は昨年の優勝メンバー。濵本君は「出場する全ての種目で優勝したい」、中山君は「しっかり声を掛け合ってこぎたい」と抱負を語る。津田君は「自分のこぎでみんなを引っ張る」と意気込んでいる。

　田辺工業からは、男子カヤックシングルで岩瀬智哉君（３年）、男子カヤックペアで岩瀬君と濱本琥丈朗君（２年）が出場。男子カヤックフォアでは岩瀬君、濱本君、立平結輝君（１年）、小倉斗夢君（１年）と補欠の宮本七雲君（１年）が出場する。

　田辺工業は、女子カヤックシングルで松本未久さん（３年）、女子カヤックペアで松本さんと坂内悠華さん（３年）もインターハイに出場する。

　田辺工業のメンバーは、カナディアンよりも全国からの出場者が多いカヤックで上位を目指す。岩瀬君は「全国では決勝で戦えるように予選から気持ちを入れる」と気合を入れる。松本さんはシングルで自己ベスト、坂内さんはペアで決勝進出を目標に掲げており、ともに「悔いのないように頑張る」と話している。