和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月30日(金)

66人が世代超え熱戦 田辺で高川杯囲碁大会

熟考して盤上を見つめる囲碁大会参加者(1日、和歌山県田辺市高雄1丁目で)
熟考して盤上を見つめる囲碁大会参加者(1日、和歌山県田辺市高雄1丁目で)
 囲碁の本因坊戦で1952~60年に9連覇を達成した和歌山県田辺市出身の棋士、高川格さん(1915~86)の名を冠した「第2回高川杯田辺囲碁大会」(実行委員会主催)が1日、同市高雄1丁目の市民総合センターであった。県外を含む66人が参加し、盤上で静かな熱戦を繰り広げた。

 大会は高川さんの功績をたたえるとともに、囲碁を通じた異世代交流や囲碁文化の普及を図ろうと昨年からスタート。参加者は小学生から高齢者まで幅広く、千葉県や神奈川県など遠方から駆け付けた人もいた。

 千葉県柏市の会社員、香川智哉さん(34)は高川さんのファンで、インターネットで大会開催を知って申し込んだ。大学時代に囲碁を始め、高川さんの棋風に魅了されたという。「ごく普通に見える手を重ね、優勢に持って行く自然な打ち方が素晴らしい。高川先生をお手本に上達したい」と紀南の棋士と交流した。