和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月20日(月)

仮設道建設に4億9600万円計上 田辺市の斜面崩落で和歌山県

 和歌山県は10日に開会予定の県議会9月定例会に、大規模な斜面崩落で通行止めが続く県道田辺龍神線(田辺市上秋津)に仮設道路を設置する費用4億9600万円などを盛り込んだ、一般会計補正予算案を提案する。

 補正予算案は7億6700万円を増額する。台風10号による崖崩れ対策工事や海岸に漂着した流木除去など、災害対策関連が7億2800万円。このうち、7月下旬に発生した斜面崩落で寸断された県道田辺龍神線の仮設道路設置費用として、調査設計費3600万円と工事費4億6千万円を盛り込んでいる。

 このほかの主な補正は、10月から実施される国の幼児教育・保育無償化に伴って実費負担に変更される保育所の給食費(副食費)を助成し、同様に幼稚園についても支援するための費用2600万円▽南紀高校(田辺市)通信制課程の新宮学級(新宮市)生徒が本校の教員から遠隔指導を受けられるよう、タブレット端末を整備する費用250万円▽天皇陛下即位の祝品として、根来塗のつぼ(50万円相当)を市長会、町村会と連名で献上するため30万円―を計上する。