和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月19日(金)

ホオジロ、秋にさえずり 若鳥が農地で練習

稲穂に止まって鳴く練習をするホオジロの若鳥(和歌山県白浜町で)
稲穂に止まって鳴く練習をするホオジロの若鳥(和歌山県白浜町で)
 さえずりが「一筆啓上仕(つかまつ)り候(そうろう)」とも聞き取れるという野鳥のホオジロが、農地で鳴き声を響かせている。

 ホオジロは全長約17センチでスズメと同じぐらいの大きさ。農耕地やアシ原、河原などにいて、春から夏の繁殖期にもさえずるが、秋から冬にかけてもさえずることがある。

 和歌山県白浜町の田んぼでは、今年生まれの若鳥が稲穂に止まり、練習に励んでいた。