和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月19日(木)

「こころ」テーマに自殺予防の関連本展示

田辺市立図書館内に設置された啓発コーナー(和歌山県田辺市東陽で)
田辺市立図書館内に設置された啓発コーナー(和歌山県田辺市東陽で)
 和歌山県田辺市は「自殺予防週間(10~16日)」に合わせ、市立図書館(田辺市東陽)で「こころ」をテーマにした本のコーナーを設置し、自殺予防の啓発に取り組んでいる。16日まで。

 子どもは特に長期の休み明け前後に自殺が増える傾向にあることから、2学期を迎える子どもたちにも本を手に取ってもらえればと、啓発週間よりも10日以上早く8月29日に設置した。

 コーナーには自殺予防の専門書だけなく、子ども向けの本や著名人の名言集など、さまざまな角度から「こころ」について考える本を、啓発パンフレットや相談先リストと合わせて置いている。

 さらに、市は11日に、オークワオーシティ(田辺市東山1丁目)など市内のスーパー3店舗で街頭啓発を実施。パンフレットや相談先リストを配布した。



 厚生労働省の人口動態統計によると、日本の年間自殺者数は毎年2万人を超えており、2018年は全国で2万32人、県内で197人。中高年の自殺者数が減少傾向にある一方、若者の自殺者数は横ばいの状況という。相談は、県自殺対策推進センター「はあとライン」(073・424・1700)へ。