和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

溺れた女児救助に感謝状 田辺市消防本部

安田浩二消防長(左)から感謝状を受け取る小倉陸男さん=16日、和歌山県田辺市新庄町で
安田浩二消防長(左)から感謝状を受け取る小倉陸男さん=16日、和歌山県田辺市新庄町で
 川で溺れていた女児(12)を救助したとして和歌山県田辺市消防本部は16日、紀陽銀行勤務の小倉陸男さん(63)=田辺市宝来町=や会社員の洞大樹さん(31)=上富田町南紀の台=らに感謝状を贈った。

 市消防本部によると、8月12日午後1時25分ごろ、田辺市鮎川の富田川で、愛知県から家族で川遊びに来ていた女児が溺れる事故が発生した。

 孫たちと近くで川遊びをしていた小倉さんは、父親の助けを求める声に気付いてすぐに川に飛び込んだ。沈んでいた女児を引き上げて、近くにいた洞さんと協力して川岸まで救助した。

 感謝状の贈呈式は、田辺市新庄町の市消防本部庁舎であり、安田浩二消防長が出席した小倉さんに感謝状を手渡した。

 女児は救助されて間もなく意識が戻り、その後無事に回復したが、少しでも救助が遅れれば危険な状態だったという。

 小倉さんは「小さい頃から川で遊んでいたので、泳ぎには自信があった。命に別条がないと聞き、本当に良かった」と話した。

 感謝状は、小倉さんや洞さんのほか、現場で119番通報や応急手当てなどをした、大阪府の看護師伊森さちさんと稲本瞳さん、病院勤務の赤﨑智子さんにも贈った。