和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月14日(木)

秋到来、古道彩る花々 チャボホトトギスやママコナ咲く

熊野古道を彩っているシコクママコナの花(和歌山県田辺市本宮町で)
熊野古道を彩っているシコクママコナの花(和歌山県田辺市本宮町で)
熊野古道で黄色い花を咲かせているチャボホトトギス(和歌山県田辺市中辺路町で)
熊野古道で黄色い花を咲かせているチャボホトトギス(和歌山県田辺市中辺路町で)
 秋の行楽シーズンを迎え、和歌山県の熊野古道歩きに訪れた人たちを歓迎するように、かわいらしい花々が道端を彩っている。

 田辺市本宮町の熊野古道の伏拝王子跡―三軒茶屋跡などの道端では、長さ2センチほどの大きさをしたシコクママコナ(ハマウツボ科)の花を見ることができる。

 半寄生の一年草。茎の高さは20~50センチで、花は一部が紅紫色をした筒状。本州(東海地方―中国地方東部)や四国、九州に分布している。

 田辺市中辺路町の熊野古道・十丈王子跡近くの道端では、県のレッドデータブックで準絶滅危惧に分類されているチャボホトトギス(ユリ科)が黄色い花を咲かせている。

 山地の林中に生える多年草。地面に接するように、直径3センチほどの花が咲く。名前は、全体が小形で寸詰まりの点をチャボに例えたものという。