和歌山県田辺市の中心市街地で２６日、各商店が店頭で１００円の商品を販売する「１００円商店街」があり、買い物を楽しむ人でにぎわった。市商店街振興組合連合会（市商連）が商店街の活性化を目的に取り組んでおり、３５店が参加した。

　１００円商品を呼び水に、通常商品をＰＲ、販売するのが目的。定番商品をお値打ちの１００円均一にした店のほか、この日だけの独自商品を販売したり、体験サービスを提供したりする店もあった。

　長男（４）と訪れた同市上万呂のパート女性（３５）は「パンがお得に買えた。子どもがバスが好きで、駅前によく見に来るけれど、買い物の機会がなかった。ゆっくり回りたい」と話した。

　銀座商店街にあるガラガラ抽選会の会場も次々来場があった。買い物１回ごとに一つスタンプを押してもらい、五つ集めると１回抽選できる。抽選会は２７日にもある。