和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月19日(土)

ひっそり紅紫の花 白浜町でナンバンギセル

ススキ原でひっそりと咲くナンバンギセル(和歌山県白浜町口ケ谷で)
ススキ原でひっそりと咲くナンバンギセル(和歌山県白浜町口ケ谷で)
 ススキなどの根に寄生するナンバンギセル(ハマウツボ科)が和歌山県紀南地方のススキ原でひっそりと紅紫色の花を咲かせている。

 高さ15~20センチで、花が首を傾けたように咲くことから、たばこを吸うきせるに見立てて和名が付いた。ススキのほか、ミョウガやサトウキビなどの根にも寄生する一年草。

 白浜町口ケ谷では稲刈りが終わった田んぼ脇の斜面に茂るススキの根元に群生。20本以上がひとかたまりになっている所もある。

 近くの農家男性(58)は「この花は草刈りの時に気付く。今年は色づきも良いようだ」と話している。