和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月22日(火)

津波が来ない高台の地価上昇 和歌山県南部

 和歌山県は、7月1日時点の本年度地価調査結果を発表した。住宅地で昨年同期より地価が上昇したのは11カ所で、このうち和歌山市内を除く、5カ所全てが津波の危険性がない紀南の高台だった。串本町上野山が上昇率最高で、田辺市南新万が2番目になるなど、紀南の高台需要が続いている。

 調査対象地点は、住宅地や商業地など213地点。昨年同期と比べた住宅地の県内平均上昇率はマイナス1・2%で29年連続、商業地はマイナス0・7%で28年連続の下落となった。住宅地の上昇率は10年連続、商業地は9年連続で近畿2府4県で最低となった。全国では住宅地は39位、商業地は29位だった。

 住宅地で、価格の上昇率1位となったのは串本町上野山218番。1平方メートル当たり2万5900円で、前年より300円(1・17%)上がった。2番目は田辺市南新万2の6で、前年比千円(0・93%)上がり10万8千円。4番目が白浜町堅田櫛ケ峯2399番69で、300円(0・92%)上がり3万2900円となった。

 ほかに紀南では田辺市東山2の21の18が500円(0・85%)上昇し5万9千円、串本町潮岬上地1703番1外が100円(0・42%)上がり2万4千円となった。ほかの上昇地点はすべて和歌山市内だった。