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2019年10月20日(日)

サーモフィッシャーサイエンティフィックが臨床試験能力を拡大、Frontier Biotechnologies Inc.と共同事業

サーモフィッシャーサイエンティフィックが臨床試験能力を拡大、Frontier Biotechnologies Inc.と共同事業

AsiaNet 80744(1835)


【蘇州(中国)2019年9月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*拡張施設は、臨床試験を実施する顧客により迅速な市場参入を提供

*医薬品開発共同事業により、患者へのコミットメントを強化

科学への貢献で世界をリードするサーモフィッシャーサイエンティフィック(Thermo Fisher Scientific)は26日、中国・蘇州の総合臨床試験サプライ・ディストリビューション・サービスネットワークの拡大と、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の新規治療薬開発へFrontier Biotechnologies Inc.との共同事業を発表した。

サーモフィッシャーは最大規模の医薬品受託製造開発機関(CDMO)を運営し、あらゆる規模の企業に原薬、医薬品開発、臨床試験、医薬品とウイルスベクターの開発、製造ソリューションを提供している。同社は2019年に世界で2億7000万ドル以上を投資し、その機能を拡大し、能力を高め、人材を採用、維持し、顧客が世界中の患者に最高品質の医薬品を提供できるよう能力を強化していく。

▽新しい臨床試験施設について
医薬品のイノベーションを促進する中国の取り組みに合わせ、新たに拡張された蘇州の施設は、医薬品開発サプライチェーンサービスに対する需要の高まりに対応、顧客とその患者向けの高品質の1次および2次包装ソリューションに注力していく。同施設は、中国の顧客向けの臨床試験研究の増加をサポートし、新興バイオテクノロジー企業に新薬候補の開発と商品化のためのリソースを提供していく。

蘇州の施設は7000平方メートル近く拡張され、材料の保管、包装、流通などのサービス一式を提供できる。この拡張で、新しいベータラクタムストレージ、セ氏10度から20度のストレージ、およびコールドチェーン機能が加わり、現在のセ氏15度から25度、セ氏2度から8度、セ氏マイナス20度の温度でのストレージ容量が増える。ほぼ440万ドルの投資で、蘇州の施設はサーモフィッシャーのこの地域で最大の臨床試験施設になる。これは、国内外の臨床研究で盲検化に広く使用されているオーバーカプセル化サービスの中国で唯一のプロバイダーでもある。同施設には、高品質の標準ラベル印刷と可変印刷の機能も追加され、生産性を高め、市場投入までの時間を短縮している。

開所式の一環として、政府当局者、業界専門家、学者らの円卓会議が開かれ、見識を共有し、医薬品のラベリングの動向、患者の転帰を向上させるために中国で進められている前向きな取り組みについて議論した。

サーモフィッシャーのドメニク・ストラニエリ臨床試験事業アジア太平洋地域担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーは「蘇州でのファーマサービス機能の拡大、強化により、世界中の患者の役に立つ高品質で継続的なイノベーションに焦点を当てた当社のグローバルな専門知識とワールドクラスの総合ネットワークへのアクセスを顧客に提供できる」と語った。

サーモフィッシャーのレオン・ビシュコフスキ臨床試験事業プレジデントは「蘇州臨床試験施設の開設は、品質、コールドチェーンロジスティクス、高機能に戦略的重点を置く中国での総合臨床サプライチェーンネットワーク拡大に向けた当社のグローバルイニシアチブの一環だ」と述べた。

▽Frontierとの共同事業について
世界中の患者に最高品質の医薬品を提供するというコミットメントに基づき、サーモフィッシャーと中国に本拠を置くバイオ医薬品企業、Frontier Biotechnologies, Inc.は、新たな広域HIV中和抗体である3BNC117の商業化を加速する戦略的パートナーシップを発表した。

サーモフィッシャーは3BNC117の独占的な原薬製造パートナーとなり、極めて重要な研究、プロセス性能認定(PPQ)、グローバルな商業サプライをサポートする。製品は、ミズーリ州セントルイスのサーモフィッシャーの施設で製造される。

サーモフィッシャーのミシェル・ラガルド・ファーマサービス事業エグゼクティブバイスプレジデント兼プレジデントは「当社が蘇州で拡張した臨床試験機能とFrontierとの共同事業の組み合わせは、開発のあらゆる段階で顧客に複雑な医薬品開発上の課題に対するソリューションを提供する能力が当社にあることを実証する。当社の顧客が分子を研究室から市場に送り出すのを支援し、彼らが世界をより健康にできるようにするのを楽しみにしている」と語った。

今回の共同事業は、生物製剤の開発と製造におけるサーモフィッシャーの専門知識および規制実績と、HIV治療におけるFrontierの卓越したイノベーション能力を統合し、3BNC117の商業化を促進、HIV患者の治療を改善する。

▽サーモフィッシャーサイエンティフィック(Thermo Fisher Scientific)について
サーモフィッシャーサイエンティフィックは、科学への貢献で世界をリードしており、世界で200億ドル以上の収益を上げ、約7万人の従業員を擁している。当社の使命は、顧客が世界をより健康で、清潔で、安全にできるようにすることである。当社は、ライフサイエンス研究の加速、複雑な分析課題の解決、患者の診断の向上、医薬品の市場投入、および検査室の生産性向上で顧客を支援している。当社は、主要ブランドであるサーモサイエンティフィック(Thermo Scientific)、アプライドバイオシステムズ(Applied Biosystems)、インヴィトロゲン(Invitrogen)、フィッシャーサイエンティフィック(Fisher Scientific)、ユニティーラブサービシズ(Unity Lab Services)を通じ、革新的技術、購入の利便性、包括的サービスを他社にはない組み合わせで提供している。詳細は、www.thermofisher.com を参照。

ソース:Thermo Fisher Scientific



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/201909261395
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