和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月11日(土)

湿地に黄色い花 食虫植物のミミカキグサ

湿地にひっそりと咲く食虫植物ミミカキグサ(和歌山県白浜町で)
湿地にひっそりと咲く食虫植物ミミカキグサ(和歌山県白浜町で)
 絶滅が心配される小形の食虫植物ミミカキグサ(タヌキモ科)が、和歌山県紀南地方の湿地で黄色い花を咲かせている。県のレッドデータブックで絶滅危惧2類に分類されている。

 湿った土や水ゴケに生える多年草。花茎は高さ5~15センチに伸び、上方に5ミリほどの小さな花を1~10個つける。名前は、花が咲いた後、萼(がく)が大きくなって実を包みこんだ姿が、耳かきに似ていることに由来する。

 糸状の地下茎を水中に伸ばし、その所々に獲物を捕らえる捕虫嚢(のう)をつける。ミジンコのような小さな動物が近づくと弁が開いて嚢が広がり、それを吸い込んで弁が閉じる。