和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

ミニチュア野菜を栽培 龍神にIターンの道下さん

【収穫したミニチュア野菜や米。手を添えているのがアピオス】
【収穫したミニチュア野菜や米。手を添えているのがアピオス】
 和歌山県田辺市龍神村福井にIターンしてきた道下優海さん(37)は、珍しいミニチュア野菜の栽培に取り組んでおり、ジャガイモに似たマメ科のアピオスをこのほど収穫した。他にもミニハクサイ、ミニキャベツ、スティック・セニョールなども栽培している。アピオスは、地元にある道の駅「水の郷日高川龍游」で販売を始めた。


 道下さんは昨年夏に龍神村に移住し、家族で暮らしている。県農林大学校就農支援センター(御坊市塩屋町)で技術習得研修生として栽培技術などを学び、今年2月の閉講式では「ミニチュア農作物専門の農家になる」と題して発表。その後、自宅近くの畑でミニチュア野菜の栽培に挑戦して、ミニカボチャやミニトウガンなどの夏野菜を育てた。


 道下さんによると、近年は1人暮らしなど少人数の家が増え、食べきれるミニサイズの野菜が好まれる傾向にある。また、耕作面積が少ない山間部では、小さい野菜の方が多くの種類が栽培できる利点があるという。


 つる性植物のアピオスは鉄分、カルシウムが豊富で健康野菜として知られ、今年春に畑約0・5アールに初めて植えた。夏場は畑がつるで一面覆われる。つるが枯れて11月に入って収穫時期を迎え、掘り起こすとアピオスがたくさん出てきてほっとしたという。


 道の駅では、竹製のざるにアピオスを盛って150グラム350円で販売。現在は米も販売している。