和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月13日(水)

列車から緊急避難 新宮高が防災スクール

訓練で列車から避難する新宮高校の生徒ら(4日、和歌山県新宮市で)
訓練で列車から避難する新宮高校の生徒ら(4日、和歌山県新宮市で)
 和歌山県新宮市神倉3丁目の新宮高校は4日、1年生(176人)を対象とした防災スクールを開き、電車通学している生徒らが列車からの緊急避難を体験したり、応急手当ての方法などを学んだりした。

 防災スクールは、講義や訓練を通して高校生の防災意識を高め、地域防災のリーダーとして災害時に活動できるような生徒を育成することが目的。

 この日は生徒約30人が、新宮市のJR新宮駅から訓練用の列車に乗って出発。列車は那智勝浦町の紀伊勝浦駅で折り返し、南海トラフを震源とする巨大地震が発生したと想定して、新宮市の王子ケ浜で停車。生徒たちは列車から飛び降りるなどし、津波の恐れがない高台まで駆け上がった。

 電車通学をしている谷口雄哉君(15)は「列車から避難をしたのは初めて。率先して避難したい」と話した。

 その他の生徒は学校で消防署員や自衛隊員から応急手当てやロープワークなどを学んだ。