和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年07月13日(月)

詐欺や空き巣の恐れも 社福協の職員装い不審電話

 9月以降、和歌山県内で社会福祉協議会の職員を名乗る人物から個人情報を聞き出そうとする不審電話が相次いでいる。詐欺や空き巣被害につながる恐れもあるとして、県社福協はこのような電話に注意するよう呼び掛けている。

 同様の不審電話は全国で確認されているが、県社福協によると県内でも10月9日までに、田辺市や白浜町、すさみ町、新宮市など9市町の社福協から24件の報告があったという。

 「1人暮らしか」「通院は大丈夫か」「寂しくないか」など家族構成や生活状況を聞き出そうという事案が多い。和歌山市では電話の数日後、不審人物の訪問があり、鍵を閉めた玄関前から「1人暮らしか」「子どもはいるか」などと聞きながらドアを開けようとしてきた例もあったという。

 県社福協は「社会福祉協議会が事前に承諾なく、直接電話で個人情報を聞くことはない」とし、このような電話に家族構成や預貯金額などを絶対に答えず、家族や警察、市町村の消費者行政担当、県消費者センターなどに相談するよう呼び掛けている。