和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

「産みたて温かい」 小学生が鶏の採卵体験

採卵を体験する児童(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
採卵を体験する児童(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
 和歌山県田辺市龍神村福井、咲楽小学校の3、4年生11人は24日、龍神村柳瀬にある養鶏施設「とりとんファーム龍神農場」を訪れ、採卵を体験したり卵を使ってプリンを作ったりした。

 3、4年生の学年PTA(中島聡子代表)が、年間行事の一環として親子の触れ合いを目的に実施し、保護者11人も参加した。

 農場はIターンの養鶏業、石﨑源太郎さん(45)と妻の亜矢子さん(35)が経営している。採卵用の鶏はモミジとボリスブラウンの2種類計約500羽、食肉用の鶏はウコッケイなど5種類計約100羽を飼育している。

 源太郎さんは「鶏を飼育している様子を見て採卵もして、卵や鶏肉を感謝して食べることにつながればと思う。他の学校の児童や保育所の園児も受け入れたい」と話す。

 鶏舎で児童らは、卵を抱えている鶏を見たり、生まれたての卵を採取して籠に入れる作業を体験したりして目を輝かせ、保護者も興味津々の様子だった。

 この後、学校に戻り親子で調理実習をした。農場から提供された販売用の卵12個を使い、直径約20センチのプリン作りに挑戦。冷やして出来上がったプリンは切り分けて児童がまず試食し、残りは保護者用に持ち帰った。

 4年生の中島玲介君(9)は「鶏が卵を産む様子を見てすごいなあと感じた。プリンを作るのは少し難しかったけれど、卵の味がすごくして甘くておいしい」、4年生の西川柊花さん(9)は「鶏がどのように卵を産むのかよく分かった。産みたての卵は温かかった。プリンはぷるんぷるんとして甘い」と話した。