和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月22日(火)

求人235人、来場63人 田辺市の合同企業説明会

【合同企業説明会で、企業の担当者から説明を聞く参加者(和歌山県田辺市新屋敷町で)】
【合同企業説明会で、企業の担当者から説明を聞く参加者(和歌山県田辺市新屋敷町で)】
 和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で19日、今春卒業予定の学生や一般求職者を対象とした合同企業説明会「田辺就職フェア」があった。人手不足が叫ばれる中、求人数235(正規197、非正規38)人に対して来場者は63人と少なかった。


 和歌山労働局と県、県経営者協会就職支援センターの主催。50の事業所がブースを設け、参加者は関心のある事業所の採用担当者から話を聞いた。


 田辺市出身という和歌山市の専門学校生(19)は「地元で就職したいと思って参加した。いい企業が見つかればうれしい」。就職活動中という田辺市の男性(24)は「親の介護があるので、できれば転勤のない仕事に就きたい」と話した。


 一方、各企業の採用担当者は人材の確保に苦戦している様子だった。


 小売業の担当者(57)は「少子化が進む中で都会で就職する人が多い。地方ではなかなか人材を集めるのが難しい状況だが、将来、会社を背負って立ってくれるような人材が来てくれたらと思う」。サービス業の担当者(64)も「会社に若手を入れたいと思って参加した。募集をしてもなかなか人が来てくれない。今日は話だけでも聞いてほしい」と話していた。