和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月13日(水)

スカイランタン幻想的に 世界遺産の那智山

ライトアップされた那智の滝と青岸渡寺三重塔前で飛ばされたスカイランタン(和歌山県那智勝浦町那智山で)
ライトアップされた那智の滝と青岸渡寺三重塔前で飛ばされたスカイランタン(和歌山県那智勝浦町那智山で)
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録15周年を記念し、和歌山県那智勝浦町那智山で2日夜、スカイランタンを飛ばす催しがあった。ライトアップされた那智の滝や那智山青岸渡寺三重塔の前で、淡く光るスカイランタンが浮かび上がり、世界遺産の地が幻想的な雰囲気に包まれた。

 町内の各種団体でつくる「町観光地魅力アップ推進委員会」(会長=堀順一郎町長)の主催。スカイランタンはタイなどで見られる熱気球の一種だが、那智山では、発光ダイオード(LED)電球が入った風船に和紙をかぶせたものを使い、那智の滝の落差(133メートル)にちなみ、133個のスカイランタンを夜空に飛ばそうと企画した。

 午後6時半ごろ、参加者が合図に合わせてスカイランタンを空に放つと、たこ糸の長さに応じて10~20メートルほどの高さまで浮かび上がった。三重県紀宝町から友人と観覧に訪れていた女性(55)は「幻想的でとてもきれいだった」と話した。