和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年05月21日(火)

高架橋の架設完了 田辺西バイパス、工事8割進む

【高架橋の架設が完了した田辺西バイパス。左奥の芳養ランプにつながっている(和歌山県田辺市芳養町で)】
【高架橋の架設が完了した田辺西バイパス。左奥の芳養ランプにつながっている(和歌山県田辺市芳養町で)】
 和歌山県田辺市の芳養町と稲成町を結ぶ「田辺西バイパス」の工事が進んでいる。未開通の区間で三つの高架橋の架設が完了。進捗(しんちょく)率は8割ほどで、今後は道路の舗装や、残っている山を切り開く工事を進めていく予定という。


 紀南河川国道事務所によると、田辺西バイパスは、稲成町の南紀田辺インターチェンジ(IC)付近から芳養町大屋までを結ぶ延長約3・8キロの幹線道路。1997年度に事業化され、2001年度に着工。総事業費は305億円。


 田辺バイパス方面から南紀田辺IC入り口までの600メートルは07年11月に、そこから県道芳養清川線までの1・6キロは14年3月に、それぞれ開通している。


 未開通区間は、県道芳養清川線から国道42号沿いにある県赤十字血液センター田辺出張所近くまでの約1・6キロ。三つの高架橋はすでに完成し、うち県道芳養清川線に架かる橋は、14日に架設が完了した。


 残るは舗装や山を切り開く工事だが、開通時期は未定という。紀南河川国道事務所の岡本泰尚副所長(53)は「地域経済の活性化にも効果が見込まれる。地域の利便性の確保に向けて、いち早く完成させたい」と話している。