和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年06月27日(木)

世界農業遺産生かし地域活性化 住民主体で活動始める

【世界農業遺産を生かした地域活性化について議論する参加者(1月31日、和歌山県みなべ町芝で)】
【世界農業遺産を生かした地域活性化について議論する参加者(1月31日、和歌山県みなべ町芝で)】
 みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会(和歌山県)が主催したまちづくりを考えるワークショップ(研究集会)の受講者らが、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を生かした地域活性化に向け、住民主体の活動を始めた。4班に分かれており、それぞれが目標を決めて取り組むという。


 ワークショップは昨年11月から1月まで3回に分けてあり、梅の産地であるみなべ町と田辺市の農家や製炭業者、梅加工業者、JA職員ら49人が受講した。1月22日にあった最終3回目の会合で4班に分かれ、それぞれが地域の活性化に向けて取り組む内容を決めた。それぞれの班が自主的に活動していく。


 1月31日には、二つの班が合同でみなべ町芝の町役場に集まり会合を開いた。同町東本庄の農業、坂本国之さん(44)と同町晩稲の農業、山本康雄さん(55)がそれぞれ代表を務める班で、計14人が参加した。


 坂本代表の班は、地域活動をゼロから考える「魅力再発見事業」を計画している。会合では、「梅の日に梅干しおにぎりを食べよう」という取り組みをテーマに議論した。


 山本代表の班の計画は、6月6日の「梅の日」に梅を贈る事業。


 今後も会合を開いて議論を重ね、具体的な事業内容を決める予定。