和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

弓道、剣道で和歌山県優勝 ねんりんピック紀の国わかやま

矢を放つ和歌山県Aチームの5人(上)と、剣道交流大会で優勝した和歌山県Aチーム(下)
矢を放つ和歌山県Aチームの5人(上)と、剣道交流大会で優勝した和歌山県Aチーム(下)
 10、11日に競技があった高齢者のスポーツと文化の祭典「ねんりんピック紀の国わかやま2019」で、田辺・西牟婁で開催された弓道、剣道の2種目で和歌山県のチームが優勝した。ともに地元優勝への期待がかかる中、60歳以上の選手が鍛錬を続けて結果を出した。

■弓道

 弓道交流大会は10、11日、田辺市目良の市立弓道場であり、和歌山県Aチームが優勝した。

 団体戦(女性1人以上、男女問わず70歳以上1人以上を含む5人で構成)には都道府県と政令指定都市の計65チームが参加。28メートル先にある直径36センチの的を狙った。

 予選は各自4射を2回、団体計40射の的中数によって順位を決め、和歌山県Aは計25的中で予選を通過した。

 予選の上位16チームによる決勝トーナメントは各自2射、団体計10射の的中数によって相手チームと勝敗を競った。和歌山県Aは、1回戦で千葉市に5―4、準々決勝で宮崎県に7―6、準決勝で熊本県に5―4で勝った。決勝は各自4射、計20射の的中数で競い、愛知県に13―10で勝った。

 和歌山県Aのメンバーは、西原照美さん(60)=みなべ町=、西村有由さん(67)、鮒田起昇さん(70)=以上新宮市=、岡地美晴さん(72)=大阪府茨木市=、長岡修さん(65)=日高川町。西原さんは「なかなか調子が上がらなかったが、メンバーに恵まれた。チームの仲間やスタッフの方々にありがとうと言いたい」と感無量だった。

■剣道

 剣道交流大会は10、11日、白浜町の町立総合体育館であり、和歌山県Aチームが優勝した。

 団体戦(65歳以上が1人以上、70歳以上が1人以上を含む7段以下の5選手で構成)には72チームが出場。16ブロックの予選リーグに分かれて競った。和歌山県Aは予選リーグで、さいたま市と岩手県にいずれも5―0で勝ち、予選を通過。16チームによる決勝トーナメントでは、1回戦で群馬県に2―1、準々決勝で山形県に4―0、準決勝で和歌山県Cに4―0で勝ち、決勝では山口県に2―1で勝った。

 和歌山県Aのメンバーは、夏目康弘さん(62)=田辺市=、上田優人さん(63)、太田進也さん(64)=以上和歌山市=、大橋義久さん(67)=岩出市=、竹内雅昭さん(73)=湯浅町=、武内孝文さん(62)=有田川町=、田中実さん(73)=紀の川市。

 夏目さんは元熊野高校校長で、現在は神島高校剣道部の顧問を務める。地元開催のねんりんピックで県Aチームは優勝を期待されていたといい、2年前から毎週、和歌山市であった県代表チームの強化練習に参加していた。

 今大会では、全ての試合で先鋒(せんぽう)として出場し、戦績は5勝1分。決勝でも勝ち星を挙げるなど、チームの優勝に大きく貢献した。

 夏目さんは「優勝できてほっとしている。教え子ら地元の人も大勢応援に来てくれてうれしかった」と喜びをかみしめている。